クライアント確認用URLを送る前に見るべきこと
Web制作でクライアントに確認用URLを送る瞬間は、思っている以上に重要です。まだ制作途中だから多少崩れていても分かってくれるだろう、と思って送ると、相手は未完成箇所まで不安に感じます。
確認用URLは、ただ見てもらうためのURLではありません。クライアントに「ここまで進んでいる」「次に何を確認すればよい」が伝わる状態で送る必要があります。
未完成箇所を先に整理する
送る前に、未完成箇所を自分で把握します。原稿待ち、写真待ち、リンク未設定、フォーム未接続、スマホ未調整など、まだ終わっていない部分を書き出します。
そのうえで、URLを送るときに「今回はトップページの構成確認です」「フォームはまだテスト前です」のように確認範囲を伝えます。何も説明しないと、クライアントはすべて完成状態として見てしまいます。
スマホ表示を必ず見る
クライアントはPCではなくスマホで確認することも多いです。制作者がPCだけで整えた状態でURLを送ると、スマホの崩れを最初に指摘されることがあります。
完璧でなくても、明らかなはみ出し、読めない文字、押せないボタン、画像の崩れは直してから送ります。第一印象で不安を持たれると、その後の確認も細かくなりがちです。
ダミー文言と仮画像を目立たせない
仮の文章や画像が残っている場合は、クライアントが誤解しないようにします。意味のないダミーテキストが大量に入っていると、内容確認がしづらくなります。
仮置きが必要なら、「原稿待ち」「写真差し替え予定」など、意図が分かる形にします。確認してほしい部分と、まだ見なくてよい部分を分けることが大切です。
フォームやボタンのリンクを見る
確認用URLの段階でも、主要なボタンやメニューがどこにつながるかは確認します。リンク切れが多いと、サイト全体が雑に見えます。
問い合わせフォームは、まだ本番運用前でも送信テストが必要かどうかを分けて伝えます。フォーム確認を依頼するなら、送信先や自動返信まで整えてから送るほうが安心です。
確認依頼は具体的に書く
URLだけを送ると、クライアントは何を見ればよいか分かりません。「構成」「文章」「写真」「色」「スマホ表示」など、今回見てほしい範囲を具体的に伝えます。
確認依頼の出し方で、修正の質は変わります。一人で進め方に迷う場合は、TOFUラボのような制作者向けの場で、確認依頼文やチェック範囲を相談すると、やり取りの負担を減らしやすくなります。