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WordPress納品前チェックリスト。公開してから慌てないための確認項目

WordPress納品前チェックリスト。公開してから慌てないための確認項目

WordPressサイトの納品前は、本文やデザインに目が行きがちです。しかし実務で怖いのは、公開後に「フォームが届かない」「スマホで崩れている」「管理者権限を渡し忘れた」といった基本的な抜けが見つかることです。

納品前チェックは、制作者の信頼を守る最後の工程です。センスよりも、順番と記録が大事です。

まず表示確認をする

最初に見るべきなのは表示です。トップページ、下層ページ、投稿ページ、固定ページ、404ページを確認します。PCだけでなく、スマホとタブレットでも確認します。

特にファーストビュー、見出し、ボタン、画像、メニュー、フッターは崩れやすい場所です。Elementorで作ったページは、レスポンシブ設定がページごとに違っていることもあります。1ページだけきれいでも、サイト全体で見ると余白や文字サイズが揃っていないことがあります。

フォームと通知メールは必ず実送信する

お問い合わせフォームは、画面で見えるだけでは確認になりません。実際に送信し、管理者側にメールが届くか、自動返信が届くか、迷惑メールに入らないかを確認します。

送信後の完了画面やメッセージも見ます。クライアントが最初に困るのは、フォームの細かい文言よりも「問い合わせが届かない」ことです。ここは面倒でも毎回確認するべきです。

SEOの最低限を確認する

納品前には、タイトル、メタディスクリプション、見出し構造、スラッグを確認します。全ページで完璧にSEO設計できていなくても、トップページと主要ページだけは最低限整えます。

画像のaltも見ます。装飾画像に無理なキーワードを詰める必要はありませんが、内容を説明する画像には適切なaltを入れます。検索エンジンだけでなく、アクセシビリティの面でも大切です。

権限とログイン情報を整理する

納品時に意外と揉めるのが、ログイン情報と権限です。クライアントに管理者権限を渡すのか、編集者権限にするのか、保守契約がある場合は誰が更新を担当するのかを整理します。

制作会社や個人制作者のアカウントを残す場合は、目的を説明しておきます。何も言わずに管理者アカウントを残すと、不信感につながることがあります。

バックアップと更新方針を決める

納品時点のバックアップは必ず取っておきます。テーマ、プラグイン、WordPress本体のバージョンも記録します。後から不具合が出たときに、どの状態まで戻せるかが分かるからです。

また、納品後に誰が更新するのかも確認します。WordPressは公開して終わりではありません。プラグイン更新、セキュリティ対応、フォーム確認、表示崩れの監視など、運用中にも作業が発生します。

納品前チェックは提案にもなる

チェックリストは自分のミスを減らすだけでなく、クライアントへの説明材料にもなります。「ここまで確認して納品します」と示せると、制作物の価値が伝わりやすくなります。

もし納品前の確認項目が毎回あいまいなら、TOFUラボのような制作者向けコミュニティで、他の制作者がどこまで確認しているかを知るのも有効です。納品品質は、経験だけでなくチェックの型で安定します。