Elementorでヘッダーが思い通りにならないときの考え方
Elementorでヘッダーを作るとき、ロゴ、メニュー、ボタン、SNS、電話番号を全部きれいに並べたくなります。しかし、情報を詰め込みすぎるほど、スマホ表示や固定表示で崩れやすくなります。
ヘッダーは飾りではなく、移動と判断のための場所です。まず役割を決めることが大事です。
ヘッダーに何をさせるか決める
ヘッダーの役割は、サイト内の移動、ブランド認識、問い合わせ導線の提示です。すべての情報を載せる必要はありません。
たとえば、サービスサイトなら問い合わせボタンを目立たせる。採用サイトなら募集要項への導線を置く。ブログならカテゴリや検索を優先する。目的によって、ヘッダーに置くべき要素は変わります。
PCとスマホを同じにしない
PCでは横幅があるため、ロゴ、メニュー、CTAを並べられます。しかしスマホでは同じ情報量を入れると窮屈になります。
スマホでは、ロゴとメニューアイコン、必要なら問い合わせボタン程度に絞るほうが安定します。PCのヘッダーをそのまま小さくするのではなく、スマホ用に役割を再設計します。
固定ヘッダーは慎重に使う
固定ヘッダーは便利ですが、画面の一部を常に占有します。特にスマホでは本文を読むスペースが狭くなります。
固定するなら高さを抑え、本文にかぶらないか確認します。アンカーリンクを使う場合、固定ヘッダーの高さ分だけ位置がずれることもあります。見た目だけでなく、操作感も確認が必要です。
メニュー項目を減らす
ヘッダーがうまく収まらない原因は、デザインではなくメニュー数の多さかもしれません。すべてのページを上部メニューに出す必要はありません。
重要なページだけを残し、詳細ページは下層やフッターへ回します。メニューは多いほど親切とは限りません。読者が迷わず進める数に絞ることが大切です。
ヘッダーは最後に微調整する
ヘッダーは全ページに影響します。制作初期に細かく作り込みすぎると、ページ構成が変わったときにやり直しになります。
まず仮のヘッダーで全体を組み、主要導線が固まってから微調整するほうが効率的です。
Elementorのヘッダー制作で詰まるのは、操作の問題だけではありません。何を見せ、何を削るかの判断が必要です。こうした判断に迷う場合は、TOFUラボのような制作者向けの場で、他の人の設計例を見ると学びやすくなります。