ノーコード制作者が実績を作るときに意識したいこと
ノーコード制作を学んでも、実績がないと案件に応募しにくい。これは多くの人がぶつかる壁です。実績がないから応募できない。応募できないから実績が増えない。この循環に入りやすくなります。
ただし、実績は「実案件だけ」ではありません。自分の考え方や制作意図が伝わる作品を用意することでも、提案の材料になります。
架空サイトでも目的を決める
架空サイトを作るなら、見た目だけで終わらせないことが大切です。カフェ、整体院、士業、採用サイトなど、題材は何でも構いません。ただし、誰のためのサイトで、何を達成したいのかを決めます。
目的があると、ページ構成や導線に理由が生まれます。問い合わせを増やしたいのか、予約につなげたいのか、信頼感を出したいのか。そこを説明できると、単なる練習作品ではなくなります。
制作意図を文章にする
ポートフォリオでは、完成画像だけでなく制作意図を書きます。なぜこの構成にしたのか、どこをスマホで見やすくしたのか、どんなユーザーを想定したのかを説明します。
クライアントは、制作者の頭の中までは見えません。制作意図を書くことで、考えて作れる人だと伝わりやすくなります。
改善提案型の実績も作る
既存サイトを見て、改善提案をまとめるのも実績になります。実際にサイトを作らなくても、ファーストビュー、導線、フォーム、スマホ表示、読みやすさを見て、改善案を出すことはできます。
もちろん、相手のサイトを無断で批判するような見せ方は避けます。自分の学習用として、匿名化した改善メモにするなど配慮が必要です。
運用目線を入れる
ノーコード制作では、作って終わりではなく、更新しやすいかも重要です。クライアントが自分で更新するなら、どこを触ればよいか分かりやすい構成にします。
ポートフォリオにも「更新しやすさを意識した点」を書くと、実務に近い印象になります。見た目だけでなく、納品後まで考えられる制作者だと伝えられます。
実績は提案文につなげる
実績は置いておくだけでは弱いです。案件に応募するとき、相手の悩みに合わせて見せる実績を選びます。スマホ表示に悩んでいそうなら、レスポンシブに配慮した作品を見せます。問い合わせ導線が重要なら、CTA設計を説明できる作品を見せます。
実績づくりで迷う場合は、TOFUラボのような制作者向けの場で、自分のポートフォリオが案件提案に使える状態か見てもらうのも有効です。