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Web制作で「参考サイト通りにして」と言われたときの返し方

Web制作で「参考サイト通りにして」と言われたときの返し方

クライアントから「この参考サイトみたいにしてください」と言われることはよくあります。参考サイトがあると方向性を共有しやすい一方で、そのまま真似るのは危険です。

大事なのは、参考サイトの何を参考にするのかを分解することです。

まず好きな理由を聞く

参考サイトを見せられたら、「どこが良いと思いましたか」と聞きます。色なのか、余白なのか、写真の雰囲気なのか、導線なのか、アニメーションなのか。クライアント自身も整理できていないことがあります。

理由を聞かずに作ると、制作者が見たポイントとクライアントが見たポイントがずれます。

そのまま真似ない

参考サイトのデザインや構成をそのままコピーするのは避けるべきです。著作権やトラブルの問題もありますし、そもそもクライアントの目的に合わない可能性があります。

参考にするのは、印象や構造の考え方です。たとえば、信頼感のある余白、実績の見せ方、問い合わせまでの導線など、要素に分けて取り入れます。

自社に合うか確認する

参考サイトが良く見えるのは、写真、ブランド、実績、原稿が揃っているからかもしれません。同じレイアウトを使っても、素材が弱ければ同じ印象にはなりません。

クライアントの業種、素材、目的、更新体制に合うかを確認します。合わない部分は、理由を添えて別案を出します。

予算と実装負荷を見る

参考サイトに複雑なアニメーションや独自機能がある場合、実装コストが上がります。見た目だけで判断せず、制作費と納期に影響することを伝えます。

「近い雰囲気にはできますが、この動きまで再現する場合は追加費用が必要です」と分けて説明します。

参考サイトを提案材料にする

参考サイトは、対立の材料ではなく提案の材料です。「この部分は目的に合うので取り入れましょう」「この部分は更新しにくくなるので別案にしましょう」と整理すると、クライアントも納得しやすくなります。

参考サイト通りにするかどうかで迷うときは、TOFUラボのような制作者向けの場で、第三者の視点を入れるのも有効です。見た目の好みだけでなく、実務上の作りやすさや運用しやすさを確認できます。